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「自分で言うのもあれだけど、私が姉さんかな。
それでなつは、妹ね。」
「それで妹さんの名前ってなんですか？」
その質問に華奈さんは、
「明日になったらわかるよ♪」
と昨日の妹さんと同じセリフを口に出した。
『やっぱり双子だ。』
そう思った。
ｷｰﾝｺｰﾝ
ｶｰﾝｺｰﾝ
授業の始業⑤分前チャイムがなり僕と華奈さんは自分の教室に戻って行った。
その時は………
まだ知らなかったケド、これから僕にとって屋上が後に特別な場所となることだとは思いもしなかった。
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