帰宅

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キッドはゼイゼイ息を吐きながら、ようやくそう言った。 「いいよ・・・話して。とりあえず座ってよ。」 「・・・おう。今日オレがここに来たの「シュ--------ットォォ!!!」 突然の声と同時に何か楕円形の物体が飛んできた。目の前で話している最中だったキッドが、いや、訂正。かわいそうなキッドがその何かによって一瞬の内に消え失せて――― 紫色の座布団だけが残った。
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