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「やぁ~キッド、捜しちゃったよぉ~。」
「ドド、ドラリーニョ!!」
ボクは驚きながら叫んだ。ドラリーニョもキッド同様ボクの大親友であり、ドラえもんズのメンバーである。大のサッカー好きで、ボールの扱いがうまい。一発のシュートで見事キッドにボールを命中させられたのも、「ブラジルの若きスーパーストライカー」と呼ばれるだけのことはある。
「どうして急に!?」
「ん~?何でだっけ??」
ドラリーニョはのび太くんの机から飛び降りて、部屋に転がっているサッカーボールを回収しながら答えた。
ボールはキッドを吹っ飛ばした後、壁という壁を反射しまくり、部屋の中を散々な状態にしていた。
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