エンドレス鬼ごっこ
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エンドレス鬼ごっこ
深夜三時。 熱帯夜ながらもなんとか眠りにありつけたおれは熟睡していた。 が。 鍵の壊れたおれのアパートのドアは、突然に勢いよく開かれる。 派手な音にたたみに敷いた布団の中から、おれは半分夢につかりながらもドアを薄目で見る。 誰の登場なのかは大体予想がつき、驚くどころか無視したい衝動にかられた。 なんせ今月すでに四回もこういう登場の仕方をされているのだから。
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