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それから梨々子は大きな病院に行った…
決して友達から聞いたのではなく梨々子がメールで教えてくれた。
でも梨々子は自分が何の病気にかかっているのか知らないらしい…
梨々子のメールにはこう書いてあった。
「私のところにねお見舞いにお父さんとお母さんが来るんだけどね泣いちゃうんだ。」
メールが来た時俺は部屋に居た…
秘密の恋には何かしらリスクがつくのでしょうか…
「大丈夫だよ俺がいつでも一緒なんだから…」
はっきり言ってウソになるのだろうか…
今まで愛していた女を一瞬で捨てるのだろうか…
オレは失うという悲しみが襲うのだろうか…
それから彼女の最後の言葉は
「すごくしんどいんだ。でもね早く治るために無菌室ていう部屋に入るから、何か月かメールできんけど寂しがらんといてね。病気治ったらまたいっぱいメールしようね。」
それが最後だった…
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