鬼龍と呼ばれる男

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とある神社…建物は戦後に建てられたと言われる年季の入った神社だ…ここで数分前まで喧嘩が行われていた… 「ぅ…ぐぇ…」 「か…はぁ…」 15人はいるだろーか…全員地面に転がり顔は腫れ,中には顎が砕かれているのもいる…その中に一人立っている者がいた…髪の毛は赤髪…真っ赤な拳…額には鬼龍の文字が入ったハチマキ…服装は雷天鬼龍,特攻隊長参上とかかれ,雷のなる天を鬼龍が羽ばたいている姿が描かれている…そう,この男こそが物語りの主人公…海堂 健二だ… 「ふん…俺らに上等こいた割には弱いな…」 「こ…の…化け物が…ぐふ!」 健二を化け物と呼んだ不良を健二は踏み付ける。 「雑魚が…俺に上等こくのは百万こう年はえーんだよ…」 そう言い残すと健二は単車のキーを回しエンジンをつける…。 「次なんか言ったら…生きてかえれねーぜ…」 ボオン!ボオン! 軽く二回吹かすと健二はその場を後にする。
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