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「行くぞ!ゆう」
ゆうは眠たそうにあくびをしてでてきた。ゆう、魔法学校一年七組。めんどくさがりや。
「おせぇーよ!ほたる」
またあくびしていった。ほたる、魔法学校一年七組、こっちもまためんどくさがりや。めんどくさがりや同士だから気が合う。
二人は魔法学校に向う。今日は魔法学校に入学する日だった。
「おーい、ほたる!ゆう!まってくれー」
うらから男が走って来る。結構距離があり、二人には聞こえていなかった。
「くらぁぁあぁ!!」
うらからやって来た男は二人にエルボをくらわせた。二人はふっとんで、すっ転ぶ。
「いってー何すんだよ」
二人はズボンをはらいながら立ち上がる。ガバンを拾い、顔をあげたと同時に叫んだ。
「しょた!!なんでおまえがいんだよ?」
二人ともあ然する。しょたはちがう学校に行くといってた。そりゃ二人とも驚くはず。しょた、魔法学校一年六組。負けず嫌いでわりと三人をまとめるリーダー。
「まぁーいろいろあってな」
と笑いながら言った。そして三人は魔法学校に到着。
三人はそれぞれの教室にむかっていった。
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