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あれ?
なんだこれ?
まぶしい…
そこら中青白い光でいっぱいだった
シホは?
いない…
ヤバい
離れたくない
離れたくない
離れたくない
…
俺は念仏を唱えるように言っていた
いきなり白い光に包まれた
「うぉ!?」
ドシャ
……ここは?
って疑問の前にもっと気になるものがあった。
シホが俺の上に乗っかっていたのだ。
「おぉ、無事に着けたな。怪我はないか?」
ニンマリと笑顔を見せ、俺に顔を近づける。
「近い、離れろよ」と言ってシホを押し退けた。
自分の脈拍が早くなってるのが分かる。
あいつに顔を近づけられると嫌でもキスされたことを思い出すからだ。
「せっかく心配してやったのに」
シホはぶつくさそう言って、不機嫌そうに立ち上がった。
シホはどうも思ってないのか?
「そういやお前何歳だっけ?」
「なんじゃいきなり……ワシは113歳じゃ。まぁ死んだのは15歳の時じゃからそれから見た目は変わらないのじゃがの」
113歳か……
そんなに歳離れてたら意識するはずないよな。
「さぁとっとと行くのじゃ」
シホは10センチほど宙から浮いて飛んで行った。
あれも練習すれば出来るのかな?
今度、教えてもらおう。
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