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石造りの橋だ…
かなり長い
橋の下は暗くて何も見えない
「さぁとっとと渡るよ」
そう言って女の子は足早に歩きだした
「なぁこの橋はどこに繋がってるんだ?」
俺は気になって聞いてみた
「“冥府”に繋がっている、ちなみにさっきの門は“終わりと始まりの扉”まぁあたし達は“窓”って呼んでる」
あたし達ってことは他にも誰かいるんだな
「ところであんた名前はなんていうの?」
よく喋るやつだな
「夕斗……白塚 夕斗(シラツカ ユウト)だ」
「夕斗ね…いい名前じゃない。あたしはレア、階級は4柱の序列3番目」
「は?階級?なんだそれ」
聞き慣れない単語に反応してしまった
レアはちょっと困ったような顔をして話だした
「ハハハッ……口が滑っちゃった……本当は冥府に着いてから教わることなんだけど……特別サービスよ教えてあげる」
そう言ってレアは続けた
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