冥府

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「っと話それちゃったわね、はい整理券」 そう言ってお姉さんは紙切れを俺に渡した 「自分の番号呼ばれたら向こうの黒い扉開いてね」 整理券には258と書かれていた 「ちなみに幽霊志望ならその隣の白い扉開いてね。そういえばまだ幽霊とかの説明してなかったわね。待ち時間にこれ読んで」 そう言ってお姉さんはパンフレットを俺にくれた てか幽霊とかの説明はもう受けてるんだけどな 「よ~く考えて決めなさいよ。待合室はそっちだからね、じゃさようなら」 お姉さんは手を振った 「またね」 そう言って俺は待合室へ入って行った
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