最悪な日

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外は雨が降っていた あぁ……だから暗かったのか。 ってそんな悠長に分析してる場合じゃないな。 俺は傘を持って走って駅まで行った。 ギリギリ間に合うかな? 一昨日も遅刻したばかりだし……もう怒られたくないな…… 俺は全力で走ったが結局遅刻してしまった。 昇降口で言い訳を考えながらゆっくり靴を履き替えていた。 ガラッ 教室のドアを開けた 気まずい… 「白塚くん、また遅刻?今日は何?車に引かれそうになった少女を助けてて遅れた?それともひったくり捕まえてて遅れた?それともブツブツブツブツ…」 先生は俺が今まで使った言い訳をブツブツ唱えながら出席票で俺の頭をコツコツ叩いていた。
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