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先生の説教がやっと終わった。
今日は長かったな…
俺が席につくと、茶色い髪をツンツンに立てた男がニヤニヤしながら近づいてきた。
「ハハッいつも遅刻ってどんだけ~」
コイツは俺の友達の加太(カブト)
かなりうるさいヤツだ。
「てか宿題終わった?今日までだっただろ?英語の宿題」
「あー忘れてた!」
英語の教師は鬼って言う二つ名をもつほど恐いやつだ。
「マジかよ~お前、俺でも終わらせてるぜ?」
カブトはせせ笑った。
「絶対……終わらせてやる!」
俺は光の速さで宿題を書き写した。
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