最悪な日

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長かった異臭魔人の説教を乗り越え、やっとこさ昼休み。 俺はカブトとご飯を食べていた。 「お前本当可哀想だったぞマジウケる~」 コイツの口調は腹が立つ。 「でもあなたいつも先生に注意されるよねー。目つけられてるんじゃないの?」 このいきなり話に割り込んできたのは瑠美ちゃん。 俺が今好きな人だ。 だって茶色く長い髪の毛にボンッキュッボンだ。 出るとこは出て締まるとこは締まってるナイスボディだ。 そして時々見せるキョトンとした顔がたまらなくカワイイ…… 「ハハッ別になんもしてないんだけどなぁ…」 俺は基本シャイボーイなので好きな子の前では緊張してしまう。 「なんにもしないのが悪いんじゃないの?」 「そうだそうだ、夕斗もっと積極的になるべきだぞ」 なんだよ……二人して。 これでも俺、頑張ってんだけどな。
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