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「あの日、学校の帰り道で俺は前橋康司と上野麻衣の２人にゲームを仕掛けた。そしてお前たちはゲームに負けて死んだ。キキキ。思い出したか？そのまま順調に死んで、その手続きをすませようと思ったら、お節介教師がある提案をしてきたんだよ。そいつはゲームに勝って貴重な貴重な願い事の一つを使い、お前たち２人にもう一度生きるチャンスを与えたんだ。ゲームを挑ませるって条件付きでな。まぁまた負けたら死ぬわけだが、少なくとも今はお前の体に魂を再び宿しているからな。細かい理屈を抜きに生き返ったことにしておけ。（そこまで話すと百ページは必要で覗いてる奴らがウンザリしてしまうからな。エンターテイナーだなぁ。）んで、肝心のゲームについてだが、シンプルイズベスト！これにした。」
死神は蝋燭を取り出した。火がついている。
「この炎は人間の命を具現化したんだ。命、それはつまり上野麻衣の命だ！この炎を半日保たせろ！でなきゃ上野麻衣は死ぬ！上野麻衣は前橋康司の命の炎を保っている。もし上野麻衣が炎を消したら前橋康司は即死亡！！拒否権は無し！ゲームをする事のみがお前の存在意義だ！断るならすぐさま死んで貰うが………どうかね？キキキ。」
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