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里山「心が壊れるってどうゆう事だよ………」
3年の里山宏樹が男にといかける。
男「かんたんに言えば正気を失うって事。このゲームは裏切りと信頼が鍵だ。信頼していた相手に裏切られる……そうして追跡者につかまるんだ。」
男がブレスレットを指差す。
「追跡者に触れられた時に君達のつけているブレスレットが起動する。ブレスレットが起動すると記憶の中の嬉しい…幸せな記憶だけが消えて…辛い…絶望的な記憶だけが残る」
何よ…何よそれ…そんな事ありえない…………!!!
口に出そうとするけど声がでてこない。
ガターンッ………!!!
後ろの方で椅子を蹴飛ばす音がした。
3年の賀川恵里佳先輩だ。
「意味わかんないし!!なにが鬼ごっこよ…心が壊れるよ!?馬鹿馬鹿しぃ!!やってらんない。帰る。」
賀川先輩が会議室のドアをあける。
その瞬間、バタッ…と倒れこんだ。
薙野「っ!!恵里佳ぁぁ!!」
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