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タッタッタッタ…………
莉緒「どこに隠れよう…」
追跡者が放されるまであと2分少々ある。
走りながら周りを見渡す。
ちょうど右側を見たら50mさきくらいに校庭の公衆トイレがある。
…微妙だけど、隠れるには丁度いい場所だ。
隠れて少し垂れている汗を拭う。
ガサガサッ…………
!!!誰か来る!!!
莉緒は掃除用具入れに身を隠した。
???「追跡者が放されるまであと20秒切ったね。」
???「もうそんな時間??」
この声は…1年の緒方ほのかと星野真紀だ。
私はブレスレットに取り付けられた小さな機会を見る。
どうやら時計も付いてるようだ。
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