~日記~

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「かっこよくなってバスケで素早く動けるようになりたい…」 すると女の店員は 「かしこまりました。」 と言い店の奥の方から一冊の日記をとりだし 満月にさしだした。 そして 「この日記を毎日欠かさず書く事であなたの願いはきっと叶いますよ。」 と店員は言う。 「はぁ?」 満月は思わず声を裏返す。 頭おかしくなっちゃったのか? こんな日記で願いなんて叶う訳ないだろ…。 正直満月はそう思って帰ろうとしたが足が動かない。 それと自分の意思とは関係なく 勝手に手が伸び いつの間にか 日記を受けとっていた。
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