+お姫様の秘密+

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「うっさ!」 亜理はウザそうに言った 「あのねー!今の姫見た!?もーかなりヤバかったよー!」 私は興奮しながら亜理を見る 亜理は興味なさそうにいすに座った 「ていうかさ・・・ 同じ女を見て何が楽しいのよ!?」 「何がって・・・・ なんて言うか憧れるって言うか・・ もしこんな女の子になれたらなー、て考えると楽しいよ?」 本当姫がうらやましい! たぶん女子はみんな同じ気持ちで見てると思うんだっ 男子は知らないけど・・・ 「あっそー・・・ぜんぜん分かんないや」 数学をだして予習を始める亜理 この子・・・・ ありえないーっ 「あっ、姫が行っちゃう!」 私は窓にむき直す もう姫は校舎に入ってしまったらしく居なかった 校庭には倒れている女子がほとんど。 「見逃しちゃった・・・」 亜理のせいだ・・・・っ! 明日絶対見逃さないようにしなきゃ! 「美月も暇だね・・・・」 さめた目で見てくる亜理 本当ありえないっ!!
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