第四話

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それでも……幸せなんて長く続く物じゃない。 ある日俺の班で何か決めごとをしていたらしく、澤井と、清川の二人を中心に話しが勧められていた。 でも俺は話がよく分からずにその辺をウロウロしていた。 「話聞けよ‼💢」 澤井と清川は喧嘩腰な感じで言う。 そんな事言われても、一応聞いてると思って聞いていたら、澤井と清川は二人がかりで殴りかかって来た。 人並みの力しか無かった俺に、不良二人を一気に倒す力が有るはずもなく、俺はあっさりズタボロ負けてしまった。 上川の前で……。 悔しくて涙が溢れた。 そんな俺を上川は優しく撫でながら言った。 「何で泣いてるの?」 「悔しいからだよ……😢」 この時の悔しさを……俺は絶対忘れない……。 そう誓った。
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