小学生日記

秋の遠足

いざ出発。

ここ左、もうすぐ右とか、ひろTは道先案内人ぶってやかましかった。
ようすKは山頂でおやつの袋がﾊﾟﾝﾊﾟﾝになる話を3回くらいしてきた。
周りでバナナはおやつに入るか議論が始まった時にはさすがに参ったし、後ろを振り替えるとK子は保険室の先生におんぶするという反則技を使っていた。

中間地点での休憩は、誰もﾄﾞﾗｺﾞﾝﾎﾞｰﾙに興味を持ってくれなかった事と、水筒の中身がｺｰﾋｰ牛乳だった事の苛立ちから、拾った棒を振り回していた。
板垣先生がやってきて、辛いことがあるならいつでも先生に言いなさい的な事を言ってきたので余計やさぐれた。

途中、明らかに毒きのこと思われる真っ赤なきのこを見つけたので、せっかくだからKｲﾁに持たせた。
これが後日家庭訪問の原因となる。