探し求めて…

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    「もし,戻ったとしても,わらわは一隊士として働けるかわからぬ…… 長い間,留守にしておった処罰を受けねばならぬかもしれん……」   するっと日番谷の腕の中から抜ける。   「……隊長は,戻りたくねぇのか?」   日番谷の問いに少し間を開けて紗炉那は言った。     「……………日番谷。今度は隊長ではなく一隊士としてそちに会おう。約束じゃ」   「隊長……」     紗炉那は覚悟を決めた顔だった。   そして,2人はわかれた。     また,会えると信じて……
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