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そして,あれから1年がたった。
「松本―っ!!紗炉那ぁぁあ!!」
「はぁーい?」
「なんじゃ?」
「てめぇ等はいつもいつもサボりやがってぇぇえ」
「も-隊長ってば,そんなに眉間に皺寄せて-戻らなくなりますよ?」
「乱菊の言うとおりじゃよ。少しは落ち着いたらどうじゃ?」
茶を飲めと言わんばかりに紗炉那は日番谷の前に湯のみを差し出すがそんなもんお構いなしに日番谷の怒涛が鳴り響く。
「誰のせいだと思ってるんだ?だれの??」
「え-?誰のせ-ですかぁ?」
「特に誰もおらぬがのぅ」
「てめぇ等のせいに決まってんだろ-がぁぁあ」
「きゃ-隊長がお怒りだわ-」
「ここは逃げるに限るな」
茶をしばいていた2人だが日番谷の機嫌が絶頂になってきたのですたこらさっさと逃げ出した。
「あはは-姉さんったらまたやってる-」
「おぅ。美紗,良いところにきた。一緒に逃げるぞょ」
「はぁーい」
「こら待てぇぇえ!!!」
紗炉那はあまりお咎めなく復帰し,美紗にも記憶が少しずつ戻ってきて,十番隊は今日も賑やかです。
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