香の好きな人

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『この人』 そしてみんなが 叫んだ。 「エー‼‼‼」 香が指を指した相手は…… 日向だった。 『僕は入学した時からずっと天宮の事を見てました。』 『お、お前ふざけんな!』 「中村‼あたしに一発殴らせろ‼」 「オリちゃんやるぅ❤」 「……………」 『な…七瀬?気にすんなよ?』 「何が?」 『香の事』 「あたしは平気だから。」 『………七瀬……』 「おはよう……」 「七瀬‼やっと来た‼」 「ご、ごめん💦💦」 っと…… 『おはよう』 香が来た。 「あ、おはよ……」 ダッ‼ 『な、七瀬‼』 『七瀬のところ行ってくる‼』 七瀬は屋上にいた。 『七瀬‼』 「こないで‼」 「今のあたしすごくカッコ悪いもん。」 『カッコ悪くなんかねーよ。』 「ウソ‼」 『ウソじゃねーよ。』 「何で日向なの?何で香くんは、日向がいいの?何であたしじゃないのぉー…」 七瀬は泣いた。 すると日向が……… 「え……」 七瀬を抱きしめた。 「ひ、日向?」 『あ、ごめん。』 日向は七瀬から離れた。 『俺お前が香に取られなくてすげーほっとした。お前が泣いてたのに。本当にカッコ悪いのはお前の方だよ。』 「日向……」 ガターン‼ 「ドキ‼」 「お、オリちゃん‼こずえ‼」 「いったー……」 「心配だったから来ちゃった💦」
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