‘始まり…’

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「おはよう。」 っと言ってきたのは、鈴宮七瀬(すずみやななせ)だった。 そして「おはよう。」 っと返すのは、如月日向(きさらぎひなた)だ。 「日向は朝から元気だね。」 『そうか?いつもどうりだぞ?』 「?そうには見えなかったな。」 『あ。秋が来た。』 ガラ 〔おはよう。七瀬、日向!〕 っと言ってきたのは、黒田秋(くろだあき) だ。 「やっと揃ったね。」 『だな。』 七瀬、日向、秋の3人は幼なじみ。 いつも喧嘩ばかりする 日向と秋は、いつも七瀬に 怒られている。 まるで、七瀬とっては ‘家族’みたいなもの。 キーンコーンカーンコーン 「やっと終わった。」 『疲れた。』 〔のど乾いたな。〕 っと3人で喋ってると……… 「あ、あの!天宮くん!」 っとこっちにきたのは 同じクラスの花岡えりか だった。 「は、花岡さん。」 「3人で何話してたの?」 『秘密だよ。』 「あ、天宮くん////」 は………花岡さん顔真っ赤だ…… もしかして、日向の事好きなのカナ? だとしたら………… 〔……なせ、七瀬!〕 「わ‼何秋?」 〔何って……お前がぼけ~ってしてるからだ〕 「ご、ごめんなさい💦💦」 『さあ‼帰るか‼』 「そうだね…」「ただいま~」 ガッチャ 「はあ………」 ベッドに寝転がった七瀬は ため息をついた。 花岡さん……日向の事好きなのカナ? あたしどうしたらいいの……? でも、日向は私にとっては ‘家族’みたいなものだしな… 日向は私の事どう思ってるの カナ? 日向は……………。 スースー 七瀬は寝てしまった。 あたしまるで、やきもちやいてる みたいだな……。 っと七瀬は思った。
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