‘始まり…’

4/5
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
ガラ 七瀬が入ってきた。 「ちょっと、七瀬来て。」 っと声をかけたのは、 双子の妹の鈴宮由衣(すずみやゆい) 「な、何?」 「あれ見てよ。」 「?」 花岡さん……!?どうして日向と!? どうして!? 「天宮くんって好きな子とかいるの?」 『………いるよ』 日向は、微笑みながら 言った。 「そ、そうなんだ…」 『?』 日向は、不思議そうに 思った。 「今日の放課後屋上に来てくれる?」 『え、ああ…わかった。』 「じゃ、じゃあ待ってるから///」 それを聞いた七瀬は……… 気になって、放課後屋上に 行くことにした。 in屋上 『花岡、話ってなんだ?』 「あの、その……///」 七瀬は、こっそりついて来て 2人の話を聞こうとしていた。 「あの!天宮くん!」 『何?』 えりかは、思いきって告白した。 「よかったら私と付き合って下さい!」 『……/////』 日向は、黙りこんだ。 「私じゃ、駄目?////」 七瀬は、びっくりするほど 驚いた。 な……何で? 『ごめん。』 「え………?」 『俺には、好きな人がいる。』 「………///」『だからごめんな?』 日向は、えりかを慰めるように 言った。 七瀬は、ホッ……とした……。 よかった…………。 日向が、良いって言わなくて………。 「そっか……」 『ごめんな。俺急いでるから、帰るな。』 「うん……。」 タッタッタ… 日向は、走り去っていった。 「諦めないから天宮くんの事」 そして、えりかも…… 「じゃあ、あたしも帰えろっと」 七瀬は、走り去っていった。 3人で帰ってると…… 〔なあ?日向?〕 『何?』 〔やっぱいいや。〕 『何だよそれ。』 クス…… 七瀬は、笑った。 「じゃあ、あたしこっちだから。」 〔また、明日な!〕 「うん。バイバイ。」 そして七瀬は、帰っていった 〔………〕 秋は、黙り込んだ。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!