異種

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僕達は日本最大規模と言われている3つの流派に目を付けた 「オープントーナメント参加選手募集…‥か 日下!!コレに出るぞ!!」 まるで新しい玩具を見つけた子供の様だった 目を輝かせ試合や対戦選手に想像を膨らませ 僕達は語り合った 武田さんに迷いは無い その日の内に近所の道心会道場にトーナメントの参加を申し込んだ そして数週間後 一人の参加選手が僕達のランニングコースに待ち構えていた 武田さんとその選手は一分ほど本気で打ち合った 打ち合いの最中その選手は距離を大きく離し構えを解いた 「お前の実力は分かった正式にトーナメント参加を認める」 武田さんはまだ構えを解かず身体の緊張感を保ったままで悪たいを突く 「あ~?参加? ずいぶん荒っぽいテストじゃねーか?」 その選手も負けずに悪たいを突く 「気を悪くしたか? 筆記テストでもするよりお前等向きだと思ったが?」 「チッ!悪くね~テストだ…‥ で、テストは俺だけか? 後ろにもう一人参加希望者が居るんだが」
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