イレギュラー

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「じゃあ、今から軽い組手の稽古をします。 体験入門方は、攻撃の練習と思って思いっきり指導員を殴って下さい。」 深津先生は、笑顔で鬼のような事をいった後、 俺に、今日1日見た実力の順番でさりげなく三人を並べた。 (やっぱり、俺一人でやんの?) まず、一人目の体験入門生。 この子は問題無い。 「構えて!!」 深津先生が、号令を掛ける。 両足が揃っている。 構えも何も出来ていない‥。 「始めっ!!」
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