‡香り…‡

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そして2組の前に来た。 ナミ「キンチョーしてきた;どこにいるんだろっ!!」 ユウ「どんなー?」 特徴を聞いたその時、ドアを塞ぎかけていた私の横を人が通った。 ??「わりぃ…」 ユウ「あ、ゴメンナサイ。」 ―ふわっ… その男の子が横を通った時、私の好きな香りがした。 『ライトブルーだ…おしゃれな子…』 その時、通り過ぎざまにその子は振り返って私に言った。 ??「ねぇ…アンタ俺と同じだね。」 ユウ「…?香水?」 ??「そう。またね。」 ひらひらと手を振り2組の教室に入っていく。 しかも…超タイプ…(笑) 『なにがって全部♪もう今日から学校楽しみかも~☆』 するとナミチャンが顔を赤くして私に話しかけてきた。 ナミ「今っ!!今のが雛澤君だよっw!!」 『マヂかよ…;』 私はさすがに私もタイプ!!とか言えずに; ユウ「あー…いいんじゃない?」 とか言ってた。 『ヒナサワ…くんねぇ…。』 マリ「ユウ誰かいたぁ?」 ユウ「やー…また明日だねぇ(笑)」 ナミ「ねぇさんだったら大丈夫だよぉ!!」 『何がだよ…;』 ユウ「教室もどろー?」 こうして私の生まれかけた感情は鍵をかけることになった。 貴方と纏う香りに恋をした日。 朝、10時。
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