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‡雑音と思考‡
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入学2日目で友達と揉め事なんてさすがに私も御免だ。
『まぁ…しょうがないかぁ…隣のクラスだし…同じじゃないだけマシだな(笑)』
するとクラスの男の子が話しかけてきた。目立つ感じの…まぁいかにも中学のリーダー格みたいな背の高い子。
松下「松下っつーんだけどユウちゃん覚えてくれてるー?」
モテそうな感じだけど…タイプじゃない。
ユウ「あー松…下クン?ごめん;人覚えるの苦手で;」
松下「マジ??じゃあ覚えて!よろしくね!!」
『メンドクサイ…』
ユウ「あ、うん。よろしく。」
その後も松下クンはなんか色々話してたけど、私の頭には入ってなかった。
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―そして昼休み
『やっとご飯だ…;』
マリ「ユウ~皆で食べよ♪」
ユウ「あ、うん。パン買ってくる。」
その時、
??「あ、アタシも行く~!!」
確かこの子は…
ユウ「ミキちゃん…?もパン?」
ミキ「よく名前覚えてたね(笑)」
ユウ「3回くらい聞いた事あるね;ごめん;」
よくも悪くも当たり障りのない感じ。
若干苦手なタイプだ。
ミキ「一緒行こう?」
ユウ「あい。」
さすがに嫌とは言えない;私はミキちゃんと購買に向かった。
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