‡彼とｲﾓｳﾄの物語‡

‡始業ベル‡

今日から高校生です。

中学はﾀﾞｲｷﾗｲだったな。

学校なんて…高校だからって何？

なんか違うわけ？

なんで受かっちゃったんだよ…

そんな贅沢な悩みで一杯だった思春期。

私はﾕｳ。遅すぎる反抗期。（笑）でも親は大好きだった。

私は中学の同級生が一人もいない高校を受けた。

ｸﾗｽﾒｰﾄが大嫌いだったからと…制服が可愛かったからｗ（笑）

ああ…少し期待もしていた♪

春ですから？…（笑）

不安の方が大きかったかもしれない。

私は口下手の人見知り；ｵﾏｹに愛想が悪い…；

『友達とかできんのかな；』

そんな私をよそに今日は入学式。
ﾏﾏと体育館に向かってゆく…

ﾏﾏ｢今日は化粧してんだ♪??｣

ﾕｳ｢初☆の印象は大事でしょう!!｣

ﾏﾏ｢ｱﾀｼに似て単純だわ：_；｣

ﾕｳ｢ﾏﾏのコですから??｣

ﾏﾏ｢そうだっけ？｣

ﾕｳ｢あー育児放棄ですか；？｣

ﾏﾏ｢さぁ～急ぎましょ♪｣

ﾕｳ｢ｽﾙｰかよっ!!｣

ﾏﾏ｢肯定だよ。｣

ﾕｳ｢∑!!｣

ﾏﾏ&ﾕｳ｢あははははっ!!｣

ﾏﾏはﾊﾟﾊﾟと別れたばかり。私には妹２人と産まれたばかりの弟がいる。

大変だけど皆明るく生活していた。
ﾏﾏは大切。もう泣いてほしくないし。
私がしっかりしなきゃ。