思わぬ再会

5/9
前へ
/17ページ
次へ
アスランはキラの顔を見て足を止める。 地球軍の兵士らしき女性はその隙に拳銃を構え発砲する。 アスラン「クッ!」 アスランは一旦距離を取る。 女性は無理矢理キラをMSの中に押し込む。 パイロット席の扉が閉まる。 女性「私にだって動かすことくらい。」 女性はMSを動かすことに成功した。 だが右のトレーラーのMSも動き出した。 アスランが動かしていた。 ???「アスラン、機体は奪取できたのか?」 アスラン「ああ、だがラスティが殺られた。あのMSには地球軍の指揮官が乗っている。」 ???「ならお前はそれを持って先に帰投しろ。ディアッカ、イザーク、ニコルはもう「ガモフ」に向かった。このMSは俺が持って帰る。」 アスラン「了解。先に帰投する。後はまかせたぞ。ミゲル。」 ジンがキラ達の乗ったMSに向けて突っ込んで来る。 マシンガンを撃たれてMSがこける。 女性「ああっ‼」 キラ「こんなものに乗っているならなんとかしてくださいよ。」 女性「少し黙ってなさい。」 MSが起き上がる。ジンがまたマシンガンを撃ってきた。キラは咄嗟に緑のボタンを押す。すると、さっきまで黒く色がなかった機体に色が出た。ジンのマシンガンを弾いてる。 キラ「あれはミリアリア、トール、カズイ、サイ。クソッ、どいてください。」 キラは女性をどかし、キーボードを叩く。 キラ「無茶苦茶だ!こんなOSでこれだけの機体を動かそうなんて。」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加