第1章 [受験生]

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いきなり渡される第1回進路調査 進路なんか全然決まってないのに… そんな中加奈子は弁護士と書いていた 「加奈子、なんで弁護士??」 「見ないでよー…恥ずかしい」 と言いながら紙を隠す 「いいなぁー加奈子は可能性が広いもん」 「なーによ沙耶こそ進路なんて書いたのよ」 「大学」 「…そりゃぁ大学だろうけど…」 「なんも考えずに高校三年になっちゃったもん…」 「沙耶、焦んないできめなね」 「わかってるよ」 わかってるけど みんな決めてるとなると焦ってしまうのが人間の心理である
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