終わりの始まりの日

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君の親友の命日 君のブログを見た私は勤務中だったけど泣いた 君の痛み 大切な人が、急に君に内緒でいなくなった いつも一緒だったのに、その日だけ何故… 君の知りたい答えは絶対見つからない まだ逢ったことない君を抱きしめたいと思った 勝手にそんな風に考えて、おこがましい 私なんかじゃ役不足だし でも切なすぎて、言葉なんか役に立たなくて君の傍にいたかった いつもの様に夜ただいまのメールをしたら、早く明日になって欲しいから眠剤飲んで寝るって そっとしておいてあげるべきなのか迷ったよ けど、そんな切ない想いで明日を待ってる君を…やっぱり抱きしめたかった 君の心の痛みには言葉なんか意味なくて、今日だけはただ抱きしめたい 最初で最後、怖がらず君への素直な気持ちを伝えられた 今日は私と居たいって君も言ってくれたね 今日はね…「は」の意味は考えないようにした 二時間くらい俺に時間ちょうだいと、夜景見にドライブ 写メでも動画でもない本物の君が横にいる 逢う前に私はスーパーで君にコーヒーを 君はコンビニで私にお茶を そして2人共ガムを買ってて 「同じ事してるね」って更にハモって照れ笑い
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