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コンコン]]
誰かが保健室の
ドアをノックする
…
…
…
まぁそんなのどうだっていいかて
シャ…
カーテンが開いた…
『え??』
「空さん大丈夫ッすか?」
「空さん部活これますか?」
…
昨日の1年生
皆心配して来てくれたんだね…
嬉しすぎる…
『みんな今日は私を心配して来てくれたんだよね?』
「そうだッコレ!!」
私に白いビニール袋を
渡す
「お昼食べてないと
思って…」
『ありがと』
(丁度お腹空いてたんだよね…ッてえ?
まだ用件あるの?
私、早くパンが食べたいの)
そう願いながら
目に涙を溜め
見つめる
これは私視点ね…
その時彼らSide
(先輩泣いてる)
(大丈夫なのか)
(見つめないで下さいよ…)
この視線は…
『まだ居てくれないかな?』
ってこと以外ないですよね?
その頃空Side
(皆早く教室帰ってよ)
『今日も部活には
必ず行くから
心配しないで』
[キ-ンコ-ン
カ-ンコ-ン]
ナイスタイミング♪
『じゃあね!
また放課後に』
その後彼らは
心配そうに
「お大事に」
と言って帰っていったのでありました
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