野球部

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見入ってしまった 彼の野球に 試合は終わったようだ 私は中途半端な 気持ちで彼に近寄った ほんの少しの希望を残して 『あのッ!結稀遥…君だよね』 「…何か見覚えがある…」 『甲子園で!!』 「誰だっけ」 『覚えてないか… 宮崎空』 「あ…空ちゃんか」 あの時と同じ呼びかた 夏を思い出す…また
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