2189人が本棚に入れています
本棚に追加
/115ページ
朝カラ目覚めが良くて
朝食を食べ
支度をし
歯を磨き
髪にアイロンをかけずに
結び
野球部朝練の為
早く家を出た
自転車を力強く
蹴り
学校まで
向かった
(結局昨日…澪から連絡なかった)
私はそう想いながらも
グランドに直行した
「空先輩ッ!おはよ-ッす」
『皆おはよ』
やっぱり昨日と同じメンバー
がっかりはしないよ
逆に来ていたら
がっかりしてた
『今日の朝練はマラソンか!!』
「なんか今日の空先輩輝いてますね-何かいい事ありました?」
『昨日実は
結稀遥に会ったんだ』
「結稀さんにか…」
「何か話しました?」
『ん…そこそこ?
だから燃えた』
「燃えたッて?」
『結稀遥以上の
部員に!!!ッて』
「俺らが結稀さん以上の部員ッて…」
『無理じゃないと思うよ
だって君たち
絶対2年生よりも
強くなれるから』
「はぁ…」
『だから頑張ろう!』
「お-!!!」
私は野球なんて
やる身には
なれないから
軽々しいのかもしれない
でもなれるよ
きっと…絶対なる
最初のコメントを投稿しよう!