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「あぁ…本当だね、スッカリ忘れてたよ、君が余りにも毎日来るから‥」
「っ…!」
奇跡だ!
一瞬だが、奴が笑顔になった‥
今までそのような事は一度も無く、有り得ない事だと思っていた。
切れ長の釣り目が柔らかい表情を造りだし、ニコッと微笑むかの様に‥。
「ば‥馬鹿野郎💦!!今の何だょ…💦」
咄嗟に自分の胸辺りの服をクシャッと掴む。
不覚にも、奴の笑顔に胸が高鳴るのを感じて赤面せざるを得ない。
「?何君、変な人だね…ほら、座れば?咬み殺さないであげるから。」
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