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約束
乙葉を強く抱き締めて乙葉が落ち着いた後、周りのやじ馬の声で気が付いた。
「キャア~カップルよ」
「昼間からやるね~」
「ヒューヒュー」
と周りが茶化している。
「//////ッ!?乙葉!!こっち」
俺は乙葉の呼びかけて急いでこの場から離れた。
「え!?あ、はい」
乙葉は大人しくついて来てくれた。
『はぁ、はぁ、はぁ』
俺達は病院の入口のベンチの前まで来た。
「乙葉!ゴメン!!」
俺は深く頭を下げた。
「俺、俺、あんな事」
「あ////////」
乙葉も思い出したようだ。
「あ、別にいいですよ/////そ、その……嬉しかったですし」
「え!?」
「あ、そ、そんな意味じゃ!!」
乙葉の顔は苺のように赤くなってる。
顔を伏せてる顔が凄く可愛いかった。
「でも、話を聞けて本当に良かった。乙葉の事もっと知れたから」
「あ、は、はい。私も話せて凄くすっきりしました」
乙葉の顔が会うたび、話合うたびにどんどん明るくなっていく。
それが俺には凄く嬉しかった。
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