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「白馬の王子様登場ー!」
突然耳元で声がして、びくっと後ろをふりかえった。
驚いて目を見開く私に、その声の主である佑希がニヤリと笑みをみせた。
「な、ちがっ‥」
「素直じゃないなー、ハルは。
ま、どうでもいいけど早く水!」
頬を染める私をよそに、佑希はお盆に水とおしぼりをテキパキと用意すれば 、それを私に押しつけるように渡した。
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