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後ろから佑希の視線をひしひしと感じながら、彼のもとへと歩き出す。
けれど、なんだかんだ言っても彼が来たことは、かなり嬉しい。
顔には出さないように必死で冷静を装っているが、だ。
そんな事を考えている間に、早くも一番奥の席へとついてしまった。
冷静に…
落ち着け、自分…!
「いらっしゃいませ」
にこりと営業スマイルを彼に投げかけると、その倍ほどの素敵な笑顔を返された。
か、かわいいっ…!
キュン死んじゃうよ!
冷静な声の裏側に、こんな言葉を呟く。
この笑顔、へたなそこらへんの女の子より可愛いよ!
いや、まず絶対私よりも可愛いから!!
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