99人が本棚に入れています
本棚に追加
夏休みに入ってからも部活はあった。
春菜は敦也に会いたくて仕方なかった。
バスケ部は活動しているが、敦也の姿が見えない。
休憩に入ったので、体育館を覗きに行く。
ちょうどバスケ部も休憩中だった。
由衣「春菜っ♪休憩中なの?どうした~?」
春菜「由衣っ♪…敦也君来てないの?」
由衣「来てないんだよね。男子も誰も連絡来てないみたいだし、サボるなんてありえないし…。何かあったのかな?春菜、電話してみたら?」
春菜「まだ1回も電話したことないんだよ~。そんなの緊張しちゃうよっ。由衣、秀明君とは連絡とってないの?」
由衣は、あの夜から秀明と一緒に走ることはなくなっていた。
由衣「私も秀明と電話したことないなぁ。秀明、毎日だいたい夜の7時から9時まで走ってるから運動公園行けば会えるよ?」
春菜「じゃあ今日行ってみようかなぁ…。由衣も行こうよ~。」
由衣「…。今日は家族で外食するんだぁ。だから行けないや、ごめんね?」
春菜「わかった…。じゃあ今日行ってみる…!」
最初のコメントを投稿しよう!