第二章 中学2年

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秀明や由衣がいつも走っている運動公園とは、サッカー競技場、陸上競技場、野球場、屋外プール、体育館、ぞうさんの滑り台がある小さな公園、広大な芝生が敷地の中にある県立の大きな公園である。 由衣の話によれば、ぞうさん公園の前の道は秀明のランニングコースだから、ぞうさん公園で待っていれば秀明が通ると言われた。 終業式の放課後に、敦也と2人で入ったぞうさんの滑り台を眺めながら、春菜はベンチに座って秀明が通るのを待った。
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