第1訓 お腹は空いたと言うほど空く

9/14
前へ
/34ページ
次へ
「うぇっ…よくそんなもの食えるな…頭どうにかなってんじゃないの?」 銀時の顔は真っ青だ。 「お前の頭もな。くるくるしてるしな。…きりがねぇ。帰る。」 そう言うと土方は戸を開けて帰っていった。 「すまんな、万事屋。トシが迷惑をかけて。」 ゴリラ似の真選組局長・近藤勲が言う。 「いいんですよ近藤さん。」 新八が笑顔で言った。 「近藤さん、帰りやしょう。桂は俺が探しまさァ。」 沖田が言った。 真選組はゾロゾロと帰っていった。 銀時が呟いた。 「次来たらなんとか侵入罪で訴えんぞコノヤロー。」
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

138人が本棚に入れています
本棚に追加