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そのまま急降下して後ろを振り返る。列機が付いてきている。
爆撃機はぐんぐん高度を下げていったが見てる暇は無い。上昇して今度は下から攻撃する。
エンジンを狙って射ちこみ、敵編隊の上に出る。
わずかに一分の出来事だった・・・敵戦闘機が異常に気づいてやってきた。
液冷エンジン、Bf109だ。スピードはかなわないが機動性なら負けない。
最初の攻撃で我が小隊は隊形が崩れ、編隊空戦から格闘戦になった。
俺達新米には、まず無理な戦い方に思えた。
そこにいきなり自分の後ろの敵機に光の束が上から注がれた。
あっという間に火だるまになり敵戦闘機は落ちていった。
上を見ると、遅れて飛んできた味方機だった。
しかし数と技量では不利だった。
しかしそこは機動性を駆使して頑張っていた。
「3番機から2番機へ、後方に一機!」
「了解!」左急反転で射線をかわす。
光の束が右翼下を走りさっていく。そのまま背面急降下に移り、また上昇し左に操縦捍を倒し無理な機動で敵に喰いつく。
照準、射撃、敵は射線をかわし退避する、深追いはしない。
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