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約10分程飛んだ頃また基地から無線が入る
「早く帰って来た方が良いかもよ?」
如月が「何でぇ?」と言う。
「敵が近づいてる。後五分で目視距離内に入るみたいね」
俺は「了解、なるべく早く帰る。」
「それより、お嬢ちゃんの機嫌は直って?」
「何で知ってんだ?」
「基地の皆が噂してるから帰ったらお嬢ちゃんのファンに八つ裂きにされそうだから気をつけてね」
俺は冷や汗を流しながら「努力します」とだけ言った。
そこに如月が「会話の途中悪いんだけどさぁ」
「ん?なぁーに?ぼく?」
「敵は何機か教えてくんねぇかな?」
「はぁ~い」20秒後「お待たせ。敵は二機で来てるけど戦ったらダメよ」如月が
「何で?」と質問する。
「貴方達はまだ子供だから」とからかう。
如月は「ちぇっ。」と悪態を付いた。その数分後新たに無線が入った。
今度はせっぱつまった声で「大変!敵が三機になったわ!多分レーダーをくらます為に重なってたみたい。そちらに真っ直ぐに向かって来る!」
如月は「んなぁっ!?」と言い俺は
「了解、交戦態勢に移る。」
「了解。」
「しゃーねーな!了解!」
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