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俺は後ろを見ながら左旋回に入ろうとした。
敵も付いてきた、その瞬間に操縦捍を右に思いっきり倒し、左フットバーを蹴った!
機体は真横になり地面に向かって横滑りをした!しかし敵もさるもの、フェイントには簡単にかかってはくれない。
「ちぃっ!中々やるな!」しかもこの左から右への動作で機体の動きは鈍くなった。
スピットが後ろから射撃してきた。
「しまった!!」
その頃少し離れた所では朝月と如月がまだ戦っていた。
敵の二番機は後ろに付かれながらも目の前の獲物「如月」から食い付いて離れない。朝月が
「敵ながらやるわ。コイツ!」
「感心してねーで早く追っ払ってくれよ!」
「早くって言うならあんたごと撃墜すればすぐに終わるけど?」
「分かった!けどなるべく早くして!」
「了解。機体を右側に徐々に寄せて。で合図したら、スロットルを絞って、右ロールして背面急降下しなさい。」
「了解!」
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