第2章

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いよいよクリスマスイブ前日 2人は明日の事について電話をしていた     『明日何処で何時に待ち合わせする?』   と、テンションも高く愛が聞くと   『あぁ、明日は朝9時に家に迎えに行くからちゃんと準備しといて』   と、いつもよりは少しテンション高く愛に伝える   すると愛は翔が心配になったのか   『寝坊しないでね‼』 『プレゼント忘れないで‼』 『明日はお洒落して来てね‼』 『今夜一杯寝ないと駄目よ‼』 『体調崩さないように‼』 『明日起こさなくて大丈夫?』 『お弁当作った方がいい?』 『ところで何処に行くの?』     と、次から次に翔に言うと流石に煩わしくなったのか 『わかってるって…子供じゃないんだから』   と少し拗ねた後で愛に 『明日は7時30分にモーニングコール宜しく』 『あっ弁当作ってね。久しぶりに愛の料理食べたいし』 『行く場所は明日のお楽しみにしとくよ』     と負けず劣らず愛に言う     暫く2人とも照れながらではあるが、このような会話が行われ、電話にて会話が弾む     暫く会話を楽しんだ後で翔は急に   『俺達付き合い長いよなぁ…そろそろけじめをつけようと思うんだけど電話で言うことじゃないから明日直接愛に言うよ』   と、いつになく意味深な言葉を愛に投げ掛ける   すると、様子の変化に気付いた愛は詮索するでもなく只一言   『うん、分かった。じゃあ明日』 と返事を返し、その日はお互いに明日に備え早々と就寝する
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