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初対面なのに。
懐かしい感じがした。
心地よい声と話すリズム‥
気付けば楽しくて‥
仕事中だということ忘れてたかも。
触れたい‥
本能がそう言ってた。
彼のはだけた胸にあるプラチナのネックレスが目に入る‥
「そのネックレスちょっとしてみた~い」
「いーよ」
思わず意味不明な行動にでた。
彼のネックレスをつけ、なぜかちょっとしあわせな気分。
っとそこへ‥
「まきさん!」
とボーイの声‥
(まだこの席にいたい‥)
仕方なくネックレスを返そうと彼の首に腕をまわす‥
(顔、近っ!)
ドキドキした。
そのまま抱き着いてしまいそうな勢いだった。
「早くッ💦」
とせかすボーイを横目に、彼にそこにあったペーパーナプキンとボールペンを渡し、連絡先を聞いた。
『瞬』
名前と連絡先をゲットし、泣く泣く席を後にした‥
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