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扇子から声が聞こえてくる‼
小さい声がだんだん大きくなる。
「聞こえてる?あの子を助けたいのなら私の言う通りにして。」
「うん、分かった😅」
私は扇子を持って千明君の前に出た。
「お前、危ないだろ、前に出たら😠」
「大丈夫。私に任せて‼」
また扇子から声が聞こえる。
「良い?まずは扇子を広げるの。次に扇子を霊に向ける、そしてこの呪文を唱えてね。」
「分かった。」
扇子を広げ、霊に向けて・・・。
「霊界の扉よ、開け。己の棲むべき霊界へ還れ。」
広げた扇子から白い光が出て霊がすぅぅ・・・と音を立て消えていく。
「消えた。私この扇子を使いこなせるんだ😃」
よし、この調子で祓っていくよ~😆
「霊界の扉よ、開け。己の棲むべき霊界へ還れ。」
霊に扇子を向ける度に消えていく。
「さすが、竹田美紗子の子孫であり、言い伝えの子だ。誰もが使いこなせなかった扇子を使いこなせてる。」
そして、私は全部の霊を祓い終えた😃
「千明君、大丈夫?」
「あぁ、対した事ないから。さすがだな、その扇子を使いこなせるなんてな。」
えっ‼褒められちゃった😃嬉しいな~😆
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