題2章 愛しさ…寂しさ…不安…

6/6
前へ
/13ページ
次へ
『大丈夫か、聖!!』 「……痛いよ、山下~」 勘違いしているのはわかっていたから少しからかってやった。 『どうしたんだよ、聖~…っ』 ぅわ…マジだまされてやんの。 沸々と笑いが込み上げてくる。 「身体中が痛いよぉ…」 『なんかあったのか!?』 ……ぷぷぷ。 ウケるな、まったく! 「うん、ビリーやった。」 『………は?』 「いやぁ…上田にジムに誘われてさぁ…、行ったらまんまと騙されちまって。ビリーやらされたんだよ。」 まあ、そんだけで筋肉痛ってのも現役ジャニーズとして恥ずかしいけど。 『なんだよそれ~…ビックリさせんなよ。』 一気に気が抜けたように弱々しい声を出す山下。 「あはははっ!やっぱり騙されてた!!ま、そういうことだから心配すんな。」 『本気で心配したっつぅの!』
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

267人が本棚に入れています
本棚に追加